[最終更新日]2025年7月28日 [読了目安]こちらの記事は5分程で読めます [ad]アフィリエイト広告を利用しています


こんにちは、週末トラベラーNasuchiです。
2025年の夏休みは少し早めの7月前半に、北海道の焼尻島と天売島を旅してきました。
今回は、焼尻島(やぎしりとう)サイクリングと名物サフォークBBQを満喫した日をレポート。海風を感じながら走った景色や、島ならではの絶品グルメをご紹介します。
▼前編はコチラ
1. 焼尻島のレンタサイクル
焼尻島は一周およそ12kmで、標高差は約94m。
歩いて回ると3時間ほどかかるため、今回は港にある レンタサイクルうめはら で電動アシスト付き自転車をレンタルしました。
料金は、
- 2時間 1,500円
- 4時間 2,000円
この日は9時に宿をチェックアウトし、14:45発の高速船までたっぷり時間があったので4時間コースを選びました。

2時間のレンタルでも島一周は可能です。
鷹巣園地など所々に上り坂があるため、電動アシスト付きが断然おすすめ。
車やバイクだと一瞬で通り過ぎてしまいますが、自転車なら海の香りや風の柔らかさを感じながらのんびり走れます。
また、オンコ林は自転車で通行OKですが、車は入れません。
レンタサイクルうめはらの自転車はママチャリタイプ。
景色を楽しみながらのんびりサイクリングするのに漕ぎやすく、普段自転車に乗らない私でもお尻や腰が痛くならず快適でした。
大きな荷物はレンタサイクル屋さんが無料で預かってくれたのも助かりました。
天気が悪い日や、時間・体力に不安がある方には 焼尻観光ハイヤー という選択肢もあります。
9人乗りのジャンボタクシーで島内を周遊でき、運転手さんがガイドも兼ねてくれるそうです。
【料金】大人 1,400円(島内観光付き)
【所要時間】約75分

自転車を借りるより安くてビックリ!
2. 焼尻島サイクリングで巡った景色
レンタサイクルのおばちゃんが、効率よく回れるルートが書かれた地図を手渡してくれました。
でもこの日は時間がたっぷりあったので、あえてルートをはずれてサイクリングスタート。
島の学校とウニ漁の風景
焼尻島の小・中学校の前を走り抜けると、港ではちょうどウニ漁の船が見えました。
生活感のある民家や、使われなくなった建物がぽつぽつとあり、島の栄枯盛衰を感じながら海沿いを進みます。

鷹巣園地までの上り坂
島の西側に差しかかると急な上り坂が現れます。
気合を入れてこぎ出すと、一気に草花が増え、緑に包まれた心地よい景色が広がります。

上りきった先にある 鷹巣園地 からの景色は圧巻!
隣の天売島(てうりとう)がくっきり見え、海の青と緑のコントラストが美しい。
ゲストハウスで出会った方に「気に入った場所でのんびり過ごすのがコツ」と教わり、ここでしばらくベンチに座って海を眺めました。

かわいいサフォーク看板
下り坂にある「スピード注意」の看板には、島の象徴・サフォーク羊のイラストが描かれていて思わず笑顔に。

海岸沿いの帰り道と羊たち
鷹巣園地から港へ戻る海岸沿いの道も、また格別の景色。
緑の草原、真っ青な海と空が重なり、まさに「島旅らしさ」を感じます。

白浜海岸付近では、昨日に続いて羊の群れにも遭遇。
草丈が高く写真が撮りにくいのですが、1匹の羊が仲間の背中に乗って姿を見せてくれるユーモラスな瞬間も。


おもむろに振り返った景色も忘れられないほど素敵でした。

オンコ林を通過
さらに時間が余っていたので、オンコ林 にも寄り道。
林内は未舗装の部分が多く、ゴツゴツしているので速度を落として
慎重に。
前日は歩いて森林浴を楽しみましたが、この日は自転車で駆け抜けると風の抜け感が心地よく、また違った爽快感がありました。

持ち物
- 水分補給
港以外でお店を見かけなかったので、スタート時に飲み物を用意しましょう。焼尻港には自動販売機があります。
- 日焼け&熱中症対策
オンコ林以外は日陰がないため、日焼けや熱中症対策は必須。
着脱が簡単なアームカバーが便利です。
※モンベルのこれは肌を出すより涼しく、長袖より快適。二の腕までしっかり隠せて、親指が立体的になっているので快適です。
- 飴やタブレット
自転車をこぐと汗をかくので、塩分補給の飴やタブレットを準備すると安心。
3. 待ちに待ったサフォークBBQランチ
サイクリングの後は、港の目の前にある 島っ子食堂 でランチタイム。
お目当てはもちろん、焼尻島名物の サフォークBBQ(1人前 3,500円) です。

焼尻島産のお肉が登場
運ばれてきたのは、ほんのりピンクがかった美しい生肉。
ここのお肉はタレに漬け込まれていません。
炭火で焼き、塩コショウだけのシンプルな味付けでいただく贅沢さに、思わず笑みがこぼれます。

七輪で好みの焼き加減に
七輪の炭火で、好みの焼き加減に仕上げながら食べる時間も旅の楽しみ。
脂身も驚くほど軽く、噛むたびに旨味がじゅわっと広がります。
部位によって弾力のある食感もあり、「お肉を食べている!」という満足感がしっかり。
羊肉で懸念されがちな臭みはなく、ほんのり甘い香りが心地よい余韻を残しました。
サフォークが美味しい理由
焼尻島のサフォークは、天敵となる動物がいない環境でストレスなく育ち、海風を受けたミネラル豊富な牧草を食べるため、肉の旨味がぎゅっと凝縮されているそう。
星付きレストランでも指名買いされるブランド肉ですが、ここで食べる炭火焼きは格別です。
「このために来た!」と思える味
炭火の熱気と海風を感じながら、シンプルに味わう贅沢さ。
「このために島まで来てよかった!」と心から思える感動ランチでした。
4. 海を眺めながらのクレープ
食後は甘いものが欲しくなり、偶然みつけたクレープのキッチンカー 「かわちゃん堂」 へ。
この日は3日間限定で焼尻島に出店していたそうで、出会えたのはラッキーでした。

目をひく赤いドット柄
赤地に白いドットが映える車体は、草間彌生さんの南瓜オブジェを思わせるデザイン。
「2年前に礼文島で見た気がする…」と思ったら、夏は利尻島や礼文島を中心に移動出店しているそうで、記憶は正しかったようです。
出店情報はInstagramやX(旧Twitter)でチェックできます。
シンプルなシュガーバターを
私はシンプルな シュガーバター をチョイス。
口に入れた瞬間バターの香ばしさがふわっと広がり、優しい甘さに癒されました。
夫は人気No.1の くまちゃんクレープ を選び、目の可愛さにテンションが上がっていました。

次々にお客さんが訪れ、みんな笑顔でクレープを受け取っていく光景が印象的。

大人の本気の笑顔に囲まれた、幸せな時間でした。

神社と坂道を散歩
14:45の高速船まで時間があったので、厳島神社をお参りしたり、ハートが散りばめられた坂道を歩いたり、焼尻島を最後まで楽しみました。



5. まとめ
今回の旅の目的のひとつが、焼尻島でサフォークBBQを食べること。
実際に現地で味わったサフォークは噂以上の美味しさで、「このために島まで来てよかった!」と心から思える体験になりました。
さらに、自転車でめぐる島の景色も忘れられません。
海と草原、遠くに見える天売島の姿、そして羊たちとの出会い──どれも焼尻島ならではの時間の流れを感じさせてくれます。
車がなくても、レンタサイクル+島グルメ という組み合わせで十分に満喫できるのが焼尻島の魅力。
体力や時間に不安がある方はジャンボタクシー観光もあるので、ぜひ訪れてみてください。
次回は島を移動し 天売島サイクリングと夕日鑑賞編 をお届けします。
引き続き、北海道の離島の魅力を一緒に感じていただけたら嬉しいです。
🏝️ 2025年夏休み|北海道・焼尻島&天売島をめぐる夏の島旅
全体の旅行記は、以下の5記事に分けてご紹介予定です。
- ▶ 札幌から焼尻島へ(うに丼と移動編)
▶ 焼尻島ゲストハウス滞在と島散歩
▶ 焼尻島サイクリングと絶品サフォークBBQ←この記事
▶ 天売島サイクリングと赤岩展望台の夕日
▶ 天売島から札幌へ 高速船欠航から始まるグルメ旅
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