[最終更新日]2023年8月23日 [読了目安]こちらの記事は8分程で読めます [ad]アフィリエイト広告を利用しています
こんにちは、週末トラベラーNasuchiです。
2023年の夏休みを利用して北海道の道東(野付半島)と道北(利尻島・礼文島)に行ってきました。
今回は旅行6日目の午後、レンタカーを借りてスカイ岬・ゴロタ岬・スコトン岬3つ岬をめぐった旅行記です。
レンタカーのおかげで、礼文島でしか自生していない貴重なお花・レブンアツモリソウも見ることができ大満足な半日になりました!
▼午前中のトレッキングはコチラ
1. レンタカーを借りる
レンタカーは香深港フェリーターミナルの目の前にある「トヨタレンタリース旭川 礼文店」で借りました。
離島の店舗ならではの注意点があり、
- ネットで予約できず、電話で予約する
- このお店は軽自動車の取り扱いは無い
- 離島料金適用
- ガソリン代込みの価格
- 支払いは現金のみ
となっております。
それから、お店の方に
「車を停めるときは、必ず風に向かって停めてね」
と念押しされました。
礼文島の北部は風が強く吹くことがあるそうです。
お店の方がとても親切で、地図をくれて
「みさき巡りをするならスカイ岬→ゴロタ岬→スコトン岬の順に一方通行の道路を使って巡るといいよ。」
と、教えてくれました。
しかも、分かりにくい分岐点は写真を見せながら説明してくれて「写真は持って行っていいよ」と貸し出してくれて至れり尽くせり。
初めての礼文島ドライブはトヨタレンタリースにして良かったなぁと心の底から思える対応でした。
4時間プランで借りて出発です!!
名称:トヨタレンタカー礼文店
2. 高山植物園
レンタカーを借りて最初に行ったのは「高山植物園」。
礼文町の施設なので310円で入れます。
ここに来た最大の目的は、“レブンアツモリソウ”の花を見ること。
入り口近くにありました!!
レブンアツモリソウは礼文島の固有種で、環境省が定める絶滅危惧種に指定されているランの一種です。
この花を見るために礼文島を訪れる人がいるくらい人気のある花ですが、花期が「5月下旬~6月中旬」のため、7下旬に自生しているレブンアツモリソウの花を見ることはできません。
ただし、「高山植物園」なら開花時期を調整しているものが8月中旬まで見られるらしいと聞きやってきたのです。
クリーム色で袋状のお花はとても繊細そうでした。
見られてラッキー♪写真で見るよりも繊細で儚い雰囲気でした。
レブンアツモリソウ以外の高山植物は建物の外にあります。
花の写真と名前と花期が書いてある資料をお借りしながら見学しました。
花期が8月~9月のツリガネニンジンがたくさん咲いていました。
花は終わっていましたがエゾツツジもありました。
高山植物園は「レブンアツモリソウ」が見られる貴重なスポットなので、車やバイクがある方はぜひ立ち寄ってみてください♪
名称:高山植物園
3. スカイ岬
続いて、澄海岬(スカイ岬)にやって来ました。
ここは大型バスでも行ける、駐車場が整備された場所です。
駐車場の近くには、公衆トイレや海鮮が食べられる売店、アトリエがあります。
“澄海”と書いてスカイと読ませる通り、澄みきった海を見ることが出来ました。
4. ゴロタ岬
続いて、レンタカーのお店の人に教えてもらった場所に車を停めて、ゴロタ岬に向かいます。
この看板からゴロタ岬まで往復40分くらいかかりました。
海食崖がつくりだす礼文島西海岸の眺望を楽しむことが出来ます。
目的地まで最後は上り坂が続きます。
絶景だけど運動不足の体にはツライ…
やった~!!
小高い山を登りきったところが「ゴロタ岬」でした。
ちょっと休憩できる広さがあたので、エゾカワラナデシコを眺めながら小休憩。
駐車場まで来た道を戻ります。
「桃岩展望台コース」と比べると、こちらは未舗装の道が多く、手すりなどの人工物がほぼありません。
より自然に近い状態の風景を楽しむことができるのが良かったです。
1つ前のスカイ岬からこのゴロタ岬を通り、スコトン岬へ行くトレッキングコースは「岬めぐりコース」と呼ばれています。
歩いて見に行く以外に、スカイ岬とスコトン岬なら定期観光バスでも行けます。
しかし、ゴロタ岬は定期観光バスでは行けません。
そのためレンタカー屋さんに道と駐車場所を教えてもらうまでゴロタ岬は「岬めぐりコース」を歩かないとたどり着けない場所なのかな??と思っていました。
■ 車での行き方
なので、お店の人に教えてもらった香深港フェリーターミナルから「車でゴロタ岬に行く方法」を載せます。
1つめのポイントは、“江戸屋”を左に進むこと。
グーグルマップ上だと、青い●印付近です。
実際の風景はこんな感じ。
ここから<一方通行にご協力ください>というルールのある江戸屋山道に入ります。
2つめのポイントは、次の分岐点を左に進むこと。
ここを左に進むと、小さな駐車スペースが現れます。
風向きと戻りやすさを気にしつつ駐車しました。
駐車スペースは広くありませんが、バイクや車で行くことが出来ます。
みさき巡りコースを歩ききる体力に自信がない人も、礼文島の滞在時間が短い人も絶景を楽しめるゴロタ岬を諦めないでほしいです。
5. スコトン岬
最後の岬は、島の北にあるスコトン岬。
展望台の一番端っこまで行くと「最北限の地」という表記が出てきます。
昔はこのスコトン岬が日本の最北端を名乗っていたようですが、測量の精度が向上した今は宗谷岬が最北端だと判明してしまいました。
(離島を含めると最北端は択捉島のようですね)
なのでスコトン岬は「最北端」ではなく「最北限」を名乗っているそうです。
駐車場からスコトン岬へ行く途中には、民宿がありました。
不便そうな場所ではありますが、どんな景色が見られるのかちょっと気になりました。
歩道から急な坂を下りて、海面に近い場所にあるのでびっくり!
ここの駐車場は大型バスが複数台停まれるくらい広いです。
公衆トイレもあります。
■ 島の人
駐車場の隣には、「島の人」という海産物のお土産屋さんがあります。
札幌・新千歳空港で飛行機を乗り継ぐ時に食べた海鮮丼と同じお店です。
海鮮丼を食べた日の記事はコチラ>>【北海道旅行記⑤】中標津から利尻へ移動で空港探検(観光) - TRAVEL CODE (トラベルコード)|今すぐ旅行に出かけたくなる発信メディア|
礼文島・利尻島で獲れたウニや、昆布、昆布を使ったお惣菜などお土産に喜ばれそうなものがたくさん売っていました。
礼文店の支払いは現金払いだけなので、ウニやイクラを買いたい人はお気を付けください。
ちなみに、同じお店が新千歳空港や楽天市場にも出店しています。
礼文島・利尻島産の「島もの」生うにが一番おススメですが、日持ちやコスパよくウニが食べたい人には、塩で一晩漬けこんだ塩ウニがおススメです。
6. アザラシウォッチング
島の東北部にある金田ノ岬(かねだのみさき)周辺はアザラシが出現しやすいスポットだそうです。
レンタカーを借りるときに「今日も見たって人がいた」と聞いていたので寄ってみました。
1匹だけいました!!
少し遠い場所で、ずっと動かないので「もしかして丸太かな?」と不安になりましたがアザラシでした。
見えにくい…と思いつつ、「そういえば、この北海道旅行の前半で別海町の観光船では近くまで寄ってくれたから見やすかったな~~」と数日前のことなのに既に結構前の思い出のような感じで思い出しました。
アザラシの近くまで寄ってくれる観光船の旅行記はコチラ>>【北海道旅行記③】別海町観光船・トドワラコースで野付半島に上陸(観光) - TRAVEL CODE (トラベルコード)|今すぐ旅行に出かけたくなる発信メディア|
名称:金田ノ岬
7. 礼文空港
アザラシを見た金田ノ岬から車で5分くらいの場所にある「礼文空港」にも寄ってみました。
この空港は昭和53年から平成21年(2009年)まで使われていたようですが、現在は休止中です。
礼文町としては再開を希望しているようで、維持管理のおかげで廃墟にはなっていませんでした。
滑走路は金網が閉じられていて“立入禁止”。
現在の礼文島はフェリーでしか行けない場所なので空港が再開してくれたら嬉しいなと思いつつ、人口が減っていく今それが可能なのか…難しい問題だなと思いつつ、とりあえず来てみたかった場所に来られて良かったです。
バイクと一緒に写真を撮っているライダーさんがいたり、ちょっとした観光スポットになっているようです。
8. セイコーマート
島唯一のコンビニ「セイコーマート 香深店」はフェリーターミナルから2km離れた場所にあり歩くと30分くらいかかってしまうので車があるこのタイミングで利用しました。
最終日を素泊まりにしていたので、朝ごはん用のパンや牛乳などを買いました。
名称:セイコーマート 香深店
9. レンタカー返却
セイコーマートで買い物をしてから香深港フェリーターミナル近くのお店に戻り返却。
この時もまた親切にしてもらい、もう一度礼文島に来られることがあったらここで借りたい!!と思いました。
「トヨタレンタリース旭川 礼文店」おススメです!
スムーズに島を巡る方法を教えてもらえたおかけで、この日は午前中に礼文岳に登り、午後はからレンタカーで岬を巡ることができて充実した一日となりました。
最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)
この日は礼文島内で宿を移動して「花れぶん」へ。
翌日は礼文滝コースを歩きます!
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